撮影打ち合わせ開始!スタッフィング・キャスティングまで | 吉祥寺の30代(アラサー)編集ディレクター坂本の『メディア遊び』

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撮影打ち合わせ開始!スタッフィング・キャスティングまで

今回は、現在撮影を目前に控えた3つの実写PV撮影の、キックオフミーティング〜スタッフィング・キャスティングについてレポートしていきます!

 

撮影に関する打ち合わせは、予算や制作規模にもよりますが、2〜3回程度は行います。

 

外部ディレクターとのキックオフミーティング

 

夜中に弁当を食べながら美術さんを交えて大道具の装飾に関する打ち合わせ

 

数回の打ち合わせの中で、制作スケジュールや制作スケールと予算に合わせてスタッフィング・キャスティングを行っていきます。

 

今回のPV撮影では、下記のようなスタッフを集めて進めていくことになりました。

 

<監督・助監督>
当日の撮影における、各スタッフの連携の要になるが監督、サポートをするのが助監督です。よくフィクションの映画監督は椅子に座ってふんぞり返っていますが、今回のような撮影現場では、この二人が忙しく立ち回り構図の調整や当日の段取り、進行を担います。

<撮影部>

いわゆるカメラマンさんです。状況によって使うカメラやレンズを変えたり、2カメ体制(カメラマン2人・2カメラ2台)にして寄りと引きの画面を撮るなどして、様々な画を撮影します。

 

<照明部>

映像のクオリティに大きな影響を与える、重要なポジションとなる照明さんです。日中の屋外撮影の際にも照明を焚きます。スタジオ内での撮影の際には、スタジオに備えつけの照明に加えて、手持ち照明を追加するなど、かなりの光源を使用します。皆さんが普段目にする映像には影がないものや、実際にあり得ない影のつき方をしているものが多く存在します。

 

 

 

<録音部>

撮影時の音を拾ってくれる方々。巨大なガンマイクやピンマイクなどの音の調整をして、ノイズや音割れ、小さな吐息を拾うなど音のクオリティを上げてくれます。

 

<制作部>

ロケ地探しや撮影交渉から撮影当日の弁当の手配、車両や宿泊施設の手配など、撮影に関する様々な業務を遂行してくれるスタッフです。自身でも映像制作をしている人が現場ごとに担うケースが多いようです。

 

<振付師・楽曲制作>

今回制作しているPVの中には、音楽に合わせてダンスをするようなものも含まれるため、そういった映像の際には、振付師や楽曲制作をするスタッフとも連携します。

 

<VFX>

爆発や発砲、煙などの効果を画面に入れる際に、すべてが発破したり煙を起こしているわけではなく、撮影した映像にVFX(視覚効果)を付け加えるケースもあります。現在の映像制作では、実際に撮影するものとVFXを使用するものを併用しています。

 

<編集>

最後に撮影したデータを映像にまとめ上げるスタッフです。絵コンテや撮影時の狙いなどを汲み取って、どうつなぎ合わせるかで作品の出来栄えも大きく変わるため、重要な役割と言えます。

 

撮影・映像制作の現場には、今でもこうしてたくさんの種類のスタッフがかかわっています。

 

ちなみに、前回の記事で紹介したスライドアニメーション制作では脚本家、イラストレーターなど数名のスタッフで制作しましたが、フルアニメーションの制作現場では、作画監督や原画マン・動画マンだけでなく、撮影や背景なども含めて、多くのスタッフで制作をしています。

 

実写にしろ、アニメにしろ、映像制作の現場は多くのスタッフの手を介して世に公開されているわけです。

 

余談ですが、最近では、一般のカスタマーが映像制作を手軽にできる環境がどんどんと広がっており、Youtubeで動画配信するYoutuberなども増えています。

 

動画編集も前回の記事に登場したAdobe Premiere(撮影した映像の編集)や同じAdobe製品のAfter Effect(イラストなどを使ったアニメーション動画)などはプロの制作現場でも使われている動画編集ソフトで、ある程度のPCスペックがあれば誰でも使えます。

 

もちろん、ソフトの使い方に慣れは必要ですし、制作の手間はある程度かかりますが。

 

また、撮影面ではスマートフォンのカメラの性能も上がり、今では下記のような「電動ジンバル」なども安価に手に入るようになり、素人にありがちな撮影のブレを補正して質の高い撮影が可能になってきています。

 

配信媒体や予算、撮影スケールによって映像制作のスタイルもだいぶ色々な形から選べるようになってきているように感じます。

 

 

さて、話は戻りまして、キャスティングについてです。

 

脚本に登場するキャスト・役柄は大きく分けて4つの役に分けられます。

 

・主役(ラウンドキャラクター)
 その名の通り、物語の中心となる主人公です。すべてはこのキャラクターを中心に動き、その喜怒哀楽を描きます。

 

・脇役(セミラウンドキャラクター)
 主人公、もしくは主人公のいる場所などに接点のある人物。主人公を客観的に説明するためのキャラクターです。脇役には名前があります。

 

・端役、チョイ役(プレートキャラクター)
 名前がないキャラクターであり、いわゆるモブキャラです。が、物語上に存在する役割があり、セリフもあります。例えば、喫茶店で注文を取るだけのウェイトレスや、交差点で主人公にぶつかって謝られるだけのサラリーマンなど。

 

・エキストラ

 端役と同じように名前がないキャラクターで、端役よりも主人公や周囲のキャラクターと距離が遠く、群衆の中の一人という役柄になります。渋谷の交差点で多くの人が交差する、この場合、その中の一人ひとりがエキストラです。

 

今回は「主役と脇役」、「端役とエキストラ」に分けて、2つの方法でキャストを選考しました。

 

端役・エキストラは芸能・タレント事務所に今回の撮影企画を送り、応募のあった方のプロフィールと提供動画から選考し、決定しました。

主役・脇役などは、上記の書類選考に加えて、オーディションを開催してメインキャストを選考しました。

 

連続ドラマPVは物語性が強く、キャラクターの感情表現も多いため、オーディションでは演技の上手さだけでなく、役に合った演技・個性があるかなども確認します。

 

オーディションの模様については、今後の記事で改めて配信したいと思います。

 

こうして打ち合わせを重ねていき、製作スタッフが決まり、キャストの選考が進んでいきます。

 

次回は、各PVの撮影場所を探すロケハン(ロケーション・ハンティング)についてレポートしていきます!

2020.02.11 Tuesday

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